心が限界に近づいたとき、人は“見えない力”にすがりたくなるのかもしれません。
今回は、スピリチュアル動画に傾きかけていた私が、夫に初めてLINEで「財産開示」を求めた日の記録です。
「私が悪かったの？」と自分を疑うばかりだった私が、「本当のことを知りたい」と願い、勇気を出して踏み出した一歩。
それは、自分を少し信じてみようとする第一歩だったのかもしれません。
心が弱ったとき、私がハマりかけた世界
この頃の私は、メンタルが限界寸前でした。
YouTubeで見ていたのは、もっぱらスピリチュアル系の動画ばかり。
「波動」「前世のカルマ」「幸せになれる言葉」など、正直ちょっと怪しいと感じながらも、すがりたくなる気持ちがありました。
「私の前世、何か悪いことしたのかな…」
本気でそんなことを考えていたのです。
壺をすすめられたら…買っていたかもしれません🤣
でも買えなかった。お金がなかったから😅
元気なときは信じなかった世界に、心が弱ると惹かれてしまう。
「溺れる者は藁をもつかむ」とは、まさにこのことでした。
私から夫に送った、初めてのLINE
そんな中、私は離婚問題が起きてから、初めて夫にLINEを送りました。
「離婚をするなら、財産分与の話が必要です。あなたの財産を開示してください」
今までは、夫からのLINEにどう返せばいいのか分からず、ずっと既読スルーでした。
でも、今回は勇気を出して伝えました。
というのも、夫がどれだけの資産を持っているのか、私は全く知らなかったからです。
私が知らなかった、夫の“仕事”の正体
夫は以前、会社勤めをしていましたが、特に病気もないのに退職。
その後は「起業する」「投資で稼ぐ」と言い続け、安定した収入はありません。
本人いわく、「投資が仕事」だそうです。
一応、生活費は出してくれますが、学費や住宅ローン、光熱費などは私がほぼ負担。
カードの支払日が近づくと、いつも綱渡りのような生活です。
「親に払ってもらえ」と言われた日
ある月、カード支払いが想定より高くなり、私は夫に伝えました。
「今月だけカードの利用を控えてもらえますか？」
その返答がこちら。
「無駄遣いなんてしてない。足りないなら親に払ってもらえ！」
……絶句しました。
私は「変なお願いをしてごめんね」と謝りましたが、その後、
夫から延々とLINEが届き、自分の正当性を主張する文章が続きました。
最後の一文が衝撃的でした。
「このLINEを100回読み返せ！」
……そうだった。
この人には、もう家族を支える気持ちも、責任感も、なかったんだ。
財産開示の返答。そして、私の決意
LINEの返信はこうでした。
「お互い開示は裁判所に従いましょう。直接やりとりを避けたくて調停を申し立てたのです」
結局、こちらが求めた「財産開示」については、何も答えがありませんでした。
このLINEのやり取りは、信頼できる方からのアドバイスでした。
「きちんと応じてくれるなら誠実な人。応じないなら、弁護士を立てるべき」
誠実に向き合う姿勢なんて、微塵も感じられなかったのです。
……私は、ようやく腹をくくりました。
🌸 今日の気づきと、希望に変える小さな一歩
📝 今日の気づき…
いつも自分を責めて我慢してきた私が、「私は悪くない」と思えた瞬間。
それは、人生を変える最初の転機なのかもしれません。
🚶🏻 私の小さな一歩…
相手に振り回されない勇気と、ちゃんと自分を信じられる心を、少しずつ取り戻していこうと思えた。
💬 よかったら、あなたが大切にしていること、コメントで教えていただけたら嬉しいです。
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