離婚に向けて進む中で、ついに同居している母に現状を伝えることができた日。
その日、私は初めて母から「自分を犠牲にして家族を支えてきた」過去の話を聞きました。
気づけば私は、その姿を“正しい生き方”だと思い込み、無意識のうちに同じ道を選んでいたのかもしれません。
でも今は、「私はどう生きたいか」を真剣に考えたい。
親の生き方をなぞるのではなく、自分の価値観で幸せを築いていくと決めた――そんな、私の新しい一歩の記録です。
※最近は夫からの大きなアクションはなく、変化があった日の記録を中心に綴っています。
弁護士さんに相談したことを母にも共有

同居中の母に、弁護士さんとの相談内容を伝えました。心配していた様子でしたが、私の決意を聞いて少し安心したようでした。
すると母は、若いころのことを少しずつ話し始めてくれました。
初めて明かされた、母の“本音”
両親は職場結婚ののち、独立して商売をしていました。
以前から「お父さんは仕事より遊びが好きでね」と冗談交じりに話していた母。でも今回は違いました。
「実は、生活はけっこう苦しかったのよ」
…母がそんなふうに打ち明けてくれたのは、これが初めて。
表面上は裕福そうに見えても、実際は苦労と我慢の積み重ねだったことを知り、胸が詰まりました。
「私も同じだった」と気づいた瞬間

その話を聞いたあと、心の中に湧きあがる疑問。
- どうして、親子そろって金銭面で苦労する相手を選んだんだろう?
- どうして、そんなにつらい思いをしてまで一緒にいるの?
- どうして、文句を言いながらも、今でも父の世話を焼いているの?
そして、ふと気づきました。
私は、母の背中を見て “我慢は美徳” だと思い込んでいたのかもしれない。
「夫のために我慢する妻が偉い」…そんな思い込みは手放す
パートナーに大切にされている友人の話を聞くと、心のどこかで羨ましさを感じていました。
でも同時に、「私は我慢して夫を支えてるから偉い」と、自分に言い聞かせていた気がします。
でも今ならはっきり言えます。
「『自分を犠牲にしてでも夫を優先する妻』がいい妻ってわけじゃない」
そう気づいた今、私はこの生き方をここで終わりにしたいと思いました。
子どもたちには、自分を大切にできる人になってほしい
私は、子どもたちにこう伝えてきました。
「自分を大切にしてくれる人と付き合いなさい」
でも私自身は、まったく逆のことをしてきました。
だからこそ今、私の生き方そのものを見直します。
「自分を犠牲にすることで認められようとする生き方」を、ここで終わりにする。
他人との関係で本当に大切なこと
私は、子どもたちにこう伝えたい。
他人との関係で本当に大切なことは「対等な関係」
嫌なことを「嫌だ」と伝えてもちゃんと受け止め合えること。
そして、相手の「嫌だ」という気持ちも尊重しながら、どうしたらお互いが納得できるのかを話し合って解決していく――
そんな関係こそが、“本当の対等な関係”だと思う。
私の背中を見て、子どもたちは対等な関係を築けるよう、前だけをむいて進みます。
そして、どうか幸せになってほしいと願っています。
それができる相手こそが、「本当に大切にできる人」なのだと思います。
🌸 今日の気づきと、希望に変える小さな一歩

📝今日の気づき
母の姿を見て、「我慢こそが美徳」だと、知らず知らずのうちに思い込んでいたことに気づきました。
🚶🏻私の小さな一歩
自分を犠牲にすることで誰かに認めてもらおうとする生き方を、今日でやめます。これからは、自分を大切にする生き方を選びます。
💬 よかったら…
あなたが今、自分の人生のためにチャレンジしていること、大切にしたいと思っていること、コメントで教えてくださいね。
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