離婚に向けて動き出した5日目

離婚への道

いざ、出陣!

予約した弁護士事務所へ

想像していたよりも若い男性弁護士が対応してくれました。
予約時にオペレーターの方が「経験豊富な弁護士」と言っていたので、勝手にベテランを想像してしまい、少し意外に感じました。

限られた30分の相談時間(延長は追加料金)で、私は以下の希望を伝えました。

私の希望リスト

  • 自宅には引き続き住み続けたい
  • 末っ子の学資保険は財産分与の対象にしたくない
  • 親権は絶対に譲れない
  • 借金返済のために私や子供の貯金で立て替えたお金を返してほしい
  • 退職金や年金分割は拒否したい

しかし現実は厳しかった。

弁護士からの回答は、「希望をすべて叶えるのは難しい」という感じでした。

法律は平等。頑張った人に優しい法律は、ないんですね。

どちらが家族のために尽くしてきたかなんて、法律には関係ないんですね。


フルタイムで働きながら家事もこなし、旦那から理不尽に暴言を吐かれても機嫌を直すために謝り、貯金をはたいて旦那の借金まで返済した…。


旦那は定職にも就かず、家事も手伝わず…。

それでも、離婚となれば財産は折半。

「私は何のために働いてきたんだろう。」

でも、やっぱり悔しい。

今後の子供たちの学費や生活費を考えたら、旦那には一銭も渡したくない。
何か方法はないのか…。

考えろ!考えろ!

考えながらも、不安がどんどん膨らんでいく――。

家族の気遣い——気づいたこと

実はこの日は、末っ子の18歳の誕生日でした。

子供たちには、離婚の話は一切していません。
誕生日の食事は、子供のリクエストで焼肉屋さんを予約していました。

でも、弁護士との話が長引いてしまい、私だけ時間に間に合わない💦

その時、娘からのLINE。

「ママ、間に合いそう? パパ、怒ってるかも……」

……ああ、そうだった。

私だけじゃなく、子供たちまで、
いつも旦那の機嫌を気にしながら生きてきたんだ。

焼肉はおいしかった。
子供たちも楽しそうに笑っていた。

でも、ふと考えてしまう。

「離婚したら、この子たちを悲しませることになるのかな……?」

また、気持ちが揺れ始める。

家族の幸せって何だろう・・・

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